初めてのキスは
とても苦い…タバコの味。
*****『私時々あっ君』*****
「阿久津くーーん!」
むちゃくちゃ機嫌のいいは屋上にいる阿久津にスキップで歩み寄った。
「おい…気持ち悪いからスキップはやめろ。」
とは違い、むちゃくちゃ機嫌の悪い阿久津はまた、うっとおしいやつがと思いため息をつく。
「ぁ〜〜!!!酷いなぁ〜阿久津君!私が来たからって」
「うっせぇ〜てめぇ〜はいつもいつも俺の周りをうろつきやがって。」
「だって!阿久津君といると面白いし!発見ばっかなんだよw」
「ぁあ?お前、俺が怖くないのか?」
「怖い?面白いの間違いじゃない?」
そお言うな無しに、ふっ…。とだけいい、タバコをくわえる。
「ぁああああ!」
「んだ?今度は?」
「いーけないんだぁ〜!いけないんだぁ〜!先生にちくっちゃお!」
「馬鹿かでめぇ〜タバコくらい吸ってるよ。誰でも。」
突っ込むところが違うだろ!普通、ちくるは警察ですから!
「もし、私が妊娠してたらDoしてくれんのよ?」
「ふっ…でめぇ〜妊娠してんのか?」
「してない」
「じゃぁ〜いいじゃないか。」
「よくなーーーぃ!!!!」
こんなやり取りがいつも続いてる。
「もう!・・・・ところでさぁ〜阿久津君って彼女いるの?」
「居て欲しいか?」
「いや・・・どっちでも。」
「・・・なんだそれ。いねぇ〜ょうっとぉしい。クソばばぁ〜だけで十分だ」
「ふーん。でも、こないだすっごく綺麗な人と歩いてたよね?」
「あぁ?いつ?」
「一週間くらい前。だから・・・彼女かと。」
少し残念そうに俯くに今度は阿久津が質問する。
「お前こそ、どうなんだよ?男、居るのか?」
「私?いないよー全然!」
興味を持って質問してくれたんだと思い、の顔が明るくなる。
「はっ。んじゃ…」
―――CHU★
「えっ!!」
の唇に軽く触れるくらいのキス。
けど、次の瞬間また再び求められた唇はとても深く激しいものだった。
「…んっ…っぱぁ」
「阿久津君?」
「お前、今日から俺の女だからな。拒否権は無しだ。」
「えぇぇ!・・・ぁっ・・でも、阿久津君彼女要らないって・・・」
「仁でぃぃ。」
「えっ?あ・・・仁?」
「お前は…別だって言ってなかったか?」
「ぇええ!言ってないよ!酷い!」
「ふん・・・言ったつもりだった。」
そお言って笑うのでした。
おまけ!
憂杞「仁!一週間前に行った雑貨屋さん覚えてる?」
仁「あぁ?・・・どうかしたのかょ?」
憂杞「また、可愛い小物増やそうと思って!」
仁「はっ・・・・・・。あいつが言ってたのお前のことかよ。」
憂杞「ん?」