なぁ〜
お前は今何してるんだ?
俺は寂しくて―――――――――――――――
********『浮気調査』*********
が親の転勤でアメリカを発って1週間。
彼女がいないってこんなにも寂しいものなのかと思わされたのは初めてだ。
「…早く帰って来い。」
空を見上げてつぶやく。
空はどこも同じと言うが、アメリカと日本じゃ違いすぎる。
「なぁ〜に、一人で黄昏てんのさ」
気づくとそこにいたマイケルを見上げる。
「しかたないだろ、寂しいんだから」
「へぇ〜お前でもそんな可愛いいこと言うんだ。」
「うるさい。もう…帰る。」
最悪な気分なのに更に機嫌が悪くなった俺は帰って寝ようと思い立ち上がった。
「まぁ〜待てよ!お前、寂しいんだったら、別の女紹介してやるよ。」
「何言ってんだ…。」
最初はそう思った。以外、女とも思わねぇ〜。
けど、今の俺は寂しいことを埋めてくれるならと思って
マイケルについて行ってみる事にした。
「つれないなぁ〜まぁ、俺一人で行くか。」
「ぁ…まて、暇だし…行ってやってもいいぜ。」
「ぉっ?来る気になった?んじゃ早速いこうぜw」
そぉ言ってマイケルに連れてこられたのは
――――――――――ダンスクラブ?
お酒とか飲んで踊って戯れる場所…。
俺は始めて来たから全然分からないこの場所にただ呆然と立ち尽くした。
そんな俺を見て一人の女が声をかけてきた。
「ねぇ?坊や一人?一緒に遊ばない?」
「はぁ?俺は餓鬼扱いされんのが一番嫌なんだよ!」
「まぁ〜可愛い。怒った顔も素敵ょ」
こっちは怒ってるというのに、何一つ表情変えずにこっちを見てる。
少し、の勝気なところにそっくりだと思った。
「お前、名前は?」
「あたし?あたしは・・・」
よりによってあいつとおなじ名前。
これって、ありなのか。
「あなた、ケビンでしょ?さっき連れの男の子が呼んでたから。」
「そんな時から見てたのかょ。」
そんなことを言いつつもと外に出て食事をした。
「あなた、ほんと可愛いわね。」
「はぁ?ほんとあんったってムカつくな。」
「あら…最高の褒め言葉」
食事をしているうちに、お酒も入りだんだん打ち解けてきた
俺はのことについて話した。
「へぇ〜日本にねぇ〜。しかもあたしとおなじ名前。」
「だから、あんたは嫌いじゃない。」
「あら、ありがとwじゃあ、いっそうの事あたしと…どぅ?」
「無理・・・。俺はが大切だから、あんたじゃ駄目だ。悪いな。」
「ふふっ。そぉ。残念ね。でも、きっとは喜ぶと思うわよ。」
そお言って席を立ったは勘定の紙を取ってウインクした。
「素敵なのろけ話だったわょ。ありがとうwお幸せに。」
そお言って店から出て行った。
少しして酔いがさめた俺も店を出て家に帰った。
帰ってから留守番電話の着信にのメモリーが有る事に気づき再生する。
――ピッィ――1件です。
「もしもし?ケビン。寂しい思いさせてごめんね。
私も、ケビンがいなくて寂しいょ。今すぐにでも逢いたい。
けど、浮気はしないでいてくれたね。ありがとう。
――――――大好きだよ。」
聞いて驚いた。
まさか、今日あったがだったとかじゃないだろうな。
まさかな。
でも、が相変わらずでいてくれた事すごく嬉しかった。
―――――――――――――俺も好きだょ。
$$$$$$$$$$$$おまけ$$$$$$$$$$$$$
「ありがとうさんw」
「お安い御用よwでも、あなたの彼氏可愛いわね^^」
「とっちゃやですよ(汗」
「大丈夫wあたしにもダーリンいるんだからvv」