占いなんて当たるのかな?
もし…当たるならちょっと信じてみたい。
+++++「占い」+++++
ある部活の最中オジイが行き成り変な企画を言い放った
「ジャァ…今年の大晦日…パーティーするぅ…?」
また、このおじいちゃんは自分の年齢考えないんだから…^^;
なんて思いつつその提案に乗ってしまう私。
みんなも行き成りの癖に結構乗り気で
家族とは正月に嫌というほど一緒に過ごせるから、と決行が決まった。
大晦日年越し徹夜パーティーが決まってから
着々と順部は進み
なんだかんだで本気で楽しそうなことになってきた。
当日。
紅白歌合戦が始まる頃皆が部室に集まった。
剣太郎が家から持ってきた巨大コタツに皆で足を突っ込み
私が用意したおなべをつつく。
「ぁぁあっと!!!バネさん!肉と野菜は3対7!」
「剣太郎!お豆腐を崩すなっ!!!」
「あっ!!!オジィ!!たまごっちわいれないで!闇鍋じゃないから!!;;」
なんて…やっぱり一人は鍋奉行って居るよね。
いつもボケをかましているダビデが今は真剣に監督を務め
皆に指示を出していた。
「!!えのきが足りない!!」
「ふぇ!!!はっ!はいぃぃぃ!!ただいま!」
なんか。すごい。
そんなこんなで鍋は終わりお菓子をつまみながら
紅白終盤を眺めていた。
やっぱり子供な剣太郎は皆に遊ばれて、先に疲れて眠ってしまった。
そうこうしている内にオジイもいっちゃんも…バネさんも…
って次々に年を越す前に眠りに着いていく。
カウントまで後5分って所で
気付けばダビデも眠ってて…。
亮は……どこいったんだろう?
今…起きてるのは・・・
「なんな…寝ちゃったね。は大丈夫?」
「ぅん!私は平気。はしゃぎ疲れたんだね。」
私と虎次郎だけだった。
なんだか、緊張するなぁ〜
なんて思ってたら、テレビ画面から新年占い!!
と…流れ始めた。
「これから初詣なのにね?」
と言う虎次郎と二人でテレビ画面に見入る。
「次はの貴方!
素敵なことが起きる予感。
来年、明けましてオメデトウを最初に言った人と結ばれるかも。」
まさか…と思いながら視線を虎次郎に向けると占い中に転寝してたみたいで
こく…こく…と首を揺らしていた。
「虎次郎まで寝ないで!!」
そう言って揺らすとうっすら意識を取り戻した。
「ごっ・・・ごめん。まだ、明けてない?」
「ぅん。あと一分。」
「じゃあ・・・一緒にカウント…しようか。」
「ぅん。」
そしてカウントが始まる。
「10―――9―――8―――7―――
6―――5―――4―――3―――2―――
――――――1」
ハッピーニューヤー!!!
世界中が沸き立ち、新しい日を喜んだ。
「。明けましてオメデトウ。」
「おめでどう虎次郎!」
「いい年になるといいなぁ〜〜」
「そうだね」
「そうA、に聞いて欲しいことがあるんだ。」
「なに…って!!!あっっ!!」
「ん?どうしたの?」
うきうきしてついつい口にしたけど。
もし、占いが本当なら…
と占いのことを思い出して顔を赤くしてしまった。
「。顔赤いよ?」
「えっ!!違う!なんでもない!大丈夫!」
「ん?…ホント?なら…良いけど…。」
「で!話ってなに?」
余りに焦りすぎて虎次郎の話をすっ飛ばしていた私は
話をきり変えた。
「あっ・・・うん。あのさ…。ずっと言いたかったんだけど。」
「ぅん?」
「俺・・・・・
がすきだょ。」
「えっ!!!?」
そんなさわやかに言ってのける彼に目がてんになる。
「は?もちろん。俺をフリーにしないでくれるよね?」
「ぅん。」
思わず答えてしまったけど。
その瞬間に、恋が始まったんだからしょうがないよね?
占いって……あたるんだね。
@@@@@おまけ@@@@@
剣太郎「ダビデ、いつ起きたらぃぃ?」
ダビデ「今は。無理。」
バネ「なんだ、あいつらだけで、ラブラブかぁ〜」
樹「ずるいのねー!起きるタイミングも失ったのねー」
オジイ「スーーースーーーっ(眠」
亮「佐伯、。もうそろそろお互いの気持ち確かめあえた?」
一同「ってぇええ!!!亮は知ってたのぉぉぉぉ!!!」
亮「だから、一人抜けたんじゃんw」