「ありえないんですけどぉぉぉ!?」



***『睡眠妨害』***


整備士の私は今日も忙しく慌しい毎日を送っていた。


「まったく、アレルヤったらどうやったらこんなに傷つけて帰ってこれるの?」


担当のキュリオスの整備をしながら文句を並べる私


「最近ほとんどまともに眠れしない…」


その原因すべてにアレルヤ否…ハレルヤがかかわっている。



と言うのも



ハレルヤが目覚め機体をすき放題暴れさせた後の

キュリオスの整備は常に困難を極め


疲れて帰れば、寝る暇も無く、夜の行為をすき放題するのだ。



「勘弁してよ…」




思い出しただけでも泣けてくる。


そういいつつも彼を拒めないは深くため息を吐いた。








数時間後、整備を終えて

コックピットに入ったはプログラムの検査をと思い

いつもはアレルヤが座っている底に腰を下ろしてメインコンピューターを開く。


しかし…



「やばい…眠く…なっちゃった」



少しならいいよね…

そう思ったはそっと目を閉じたのだった。



















「おーい…?いないのかな?」



数分後やってきたアレルヤはいつもなら整備をしているはずの

の姿が見当たらないことに気づき首をかしげる。



「コックピット…開いてる?」


そう思って覗き込んだそこには



「ぇえ・・・////ちょっ…?」


服は乱れ←(整備しすぎ


胸元は開き←(熱かったから


おまけに

足は体育座りの性で下着が丸見え


「なんて格好…(いい眺めじゃねーカ)」


アレルヤとハレルヤはお互いに違う感想をはく





しかし



「いいかな?(やっちまうか…最近忙しいとか理由つけてご無沙汰だったからな。)」



意見は同じようで…早速に覆いかぶさる。














――クチュっ



チュパ…




閉め切ったコックピットの中でイヤラしい水音だけが響く。


「ん…ぁん…っ」


「(こいつ寝てるのに…喘いでる)」


眠っているに容赦なく愛撫を続け

挙句、秘所に指を入れ慣らす作業に至っているアレルヤ…否…ハレルヤ。


「起きる気配無いよね?(あぁ…入れちまうか)」


黒い笑顔のアレルヤの問いにとんでもないことを言い放つハレルヤ。


止める人がいるはずも無く


行為は進み



欲望でそそり立った其れをのそこに宛がったその時だった。


「んっ…ぁん…って!!ええええええ!」


「あ…起きた。(よう、)」


「何して…」


「何って…ナニをしてんだよ、見りゃわかんだろ?」



黒い笑顔と平然のように言ってのけるアレルヤ&ハレルヤ



「ありえないんですけどぉぉぉぉ!?」


大声で叫ぶも

時すでに遅し…



宛がわれた其れが一気にを快楽へと導く


「ひゃぁぁぁんっ……!!」

「くっ…締め付けすぎ…」


激しく動かされ、こすりあわされたそこは


快楽の渦に巻き込まれ

今の現状をどうでもいいのでは

と思わせるまでに成長する。



次第に大きさを増した

第二のアレルヤ・ハレルヤ自身が

限界を訴える。


其れと同時にも限界を感じ


「ぁっん…ぁぁん…アレ…ルャ…ハレル…ャ…もう…イくっ」


「僕も…(俺も限界…出すぞ)」


先に絶頂を迎えたの締め付けで

二人のそれもの中に欲を吐き出す。











事情後




「なんで?寝込み襲うのよ!最低!」

アレ「ごめん…つい」

ハレ「おめぇーも気持ちよさそうにしてたじゃねーか」

「////....そっ…其れとこれとは別よ!」

アレ「最近…やってなかったでしょ?だからほら…僕らも限界で」

ハレ「そうだぜ?そこにこんな格好で無防備に寝てるが悪いつーの」


そう言って携帯の画面を見せるハレルヤ



「なっ!!何で写メってんの!!!この変態!!!」



その後、二週間…アレルヤ・ハレルヤが禁欲をくらったのは言うまでも無い。






END