『何これずっごぃ高そうなんだけど』

   『お前に悪い虫がつかないようにな…』


★☆★☆★☆★☆ペア・リング★☆★☆★☆★☆

跡部「おぃ帰るぞ」
「あ、ごめん景吾今日用事あるから先帰ってて。」

最近はやけに冷たいと言うより…俺を避けてるように思える

侑士「なんや跡部、今日も一緒に帰らへんのん?」
跡部「いいんだよ、心配しなくてもあいつにゎ悪い虫がつかないように魔除けしてあるからな」
岳人「何々魔除け?ははっ跡部らしい」
日吉「あーあの高そうなネックレスは跡部さんからの贈り物だったんですね」
跡部「あぁ…まぁな。じゃー俺は帰るぜ」

ここのとこ最近と帰ることが少なくなってきた俺は
車で帰ることが多くなった。
本当は車なんかより…あいつと帰る時間のほうが楽しいのに…。

その頃、は…

最近景吾と帰る事なくなったから景吾怒ってるかなぁ?
でも仕方ないよね。
あのペア・リング買うまで我慢か…。

「おはようございまーっす!」
店長「あーおはよう♪今日も頼むよぉ」
「あーはぃ☆」

はラーメン屋でバイト中♪
エプロン姿で仕事場に入ったは目を疑った

「(なんでいるんだよお坊ちゃまがなんでこんなとこ来るんだよ!?)」

そこにはあのヲタク(侑士)の姿も
跡部「本当にこんなとこでがバイトしてんのか?」
侑士「あぁせやでちゃんのファンクラブの情報は確かや!!!!」
跡部「はぁ…」
侑士「何食べる?」
跡部「こんなボロっちーとこで飯なんか食えるかよ…」

は隠れもせず跡部のほうに近づいて行った

跡部「あ…マジでいるじゃねぇーか…おぃなんでお前こんなとこにいるんだよ?」
「(あたしが聞きたい)ちょい侑士こぃ!」
は侑士の耳を引っ張り上げ店の外へと連れ込んだ
「何しに跡部にここで働いてること喋ったの?あたしに恨みでもあるわけ?」
侑士「いやな…最近な跡部、ちゃんが相手してあげてへんから落ち込んでてん
   励ましてやろう思ったらちょうどちゃんとこのファンクラブの子が
   ちゃんがここで働いてるって言いながら歩いてたん聞いたんや
   それで連れて来たってわけや…ちゃんが跡部に隠しながらバイトしてるって
   事はなんか理由あるんやろ?ゆーてみ?」

「そーなんだ…つヵあたしのファンクラブとヵ怖っ…侑士に言うくらいなら直接いいに行く」

が店へ入ろうとした瞬間店から跡部が出てきた

跡部「おいちょっと来い」

は跡部に連れられ店の裏へと入って行った

跡部「どうして俺に内緒でバイトするんだ?」
「跡部が…ネックレスくれたよね?あれすっごく嬉しかった、だからあたしもお礼がしたくて…」
跡部「隠す様な事か?」
「だって…驚かせたかった…」
跡部「そうか…でもバイトとヵ手が荒れる仕事はにはしてほしくない」
「大丈夫だよ。今日でバイト終わりだから…」
跡部「そうか、俺は…俺のためにバイトしてくれるよりずっとそばに居てくれるほうが嬉しい」
「うん、ごめんね。これからはずっと一緒だよ?」

++++++++++++++++次の日++++++++++++++++++++

「景吾ぉぉぉ!ぢゃぢゃーん!買っちゃった☆」
跡部「ん?指輪?バイトの金でか?」
「そーです!しかもペアです!」
跡部「ありがとな。本当にお前は最高の彼女だぜ」
「景吾も最高の彼氏だよ♪」

**********おまけ**********

侑士「泣けるゎ!」

宍戸「うゎ影から何…人の恋愛みてんだよ、激キモっ」

侑士「うるさいゎ…宍戸…お前も恋してみぃ」

宍戸「うるさぃ!俺はテニスが彼女だ!」

侑士「寂しいやつやんなぁ。どや…今日秋葉行くけど一緒にどぉーや?」

宍戸「遠慮しとくよ…氷帝テニス部のヲタわ1人だけで十分だぜ」