「あの! の部屋は?」
「さんは・・・205号室ですよ。」
【205号室】
俺は・・・ドアの前で立ち止まった・・・
大丈夫と何度も自分に言い聞かせ部屋の戸を叩いた
「どうぞ・・・」
「失礼します・・・あの、は?」
「この子ね・・・ずっと寝てるの・・・昨日からずっと。この子朝弱いから怠け者だからまだ寝てるだけなのよ・・・」
俺にはわかった無理に笑って・・・
俺に気を使ってる・・・
の母親は耐えかねたのか花瓶の水を替えて来ると言い部屋を飛び出した
俺は立ったまま・・・を見つめ続けた・・・
どのくらいたっただろう・・・ビクともしない・・・
俺は・・・の手をやっとの思いで握った
「ごめん、ずっと待ってたよな?クリスマスまでには起きろよ?」
それでもビクともしない・・・
「なんでだよ!?起きろよ・・・ケーキ焼いてくれるんじゃないのかよ!?」
俺はかすれた声で叫んだ
俺も耐えかねての前で見せる初めての涙・・・
止め様にも止まらない・・・
「泣き虫な彼氏は嫌だよな・・・お前が悪いんだぜ?お前が・・・」
そのとたん握ってた手を握り返された感覚がした
俺はを見た
「・・・?」
涙ぐんだ目をパッチリと開け・・・「ブンちゃんおはよう・・・」と一言
「ブンちゃん・・・ごめんね心配かけて。でももう大丈夫だよ?もぅちゃんと朝起きれるから」
俺はを抱きしめた・・・力いっぱい・・・今まで以上の愛を込めて・・・。
「Merry Christmas」
「早いよ+笑+」
「いいんだよ、俺にとって今日が最高のクリスマスプレゼントだからな」
+++++おまけ++++++
ジャッカル「俺・・・なんヵ生まれて初めてかっこいい事言った気がする・・・」