*注意*
この作品は管理人が戦争ドラマを見て感動して
勝手にテニプリキャラで書き書きしたドリです。
幸村に赤紙(召集令状)が届く&主人公がお亡くなりになる設定です。
そぉ言うのは・・・・って方はごめんね。
  




君はまだ、俺のことを覚えていてくれているだろうか――――――――。


            私はずっとあなたのこと忘れずに思っています―――――。



*********『永遠』***********



―――――――――二週間前

俺の所に赤紙(召集令状)が届いた。
戦争が激しくなった12月のことだった。

「精市ぃ〜!!」

何時も良く遊びに来るの声が聞こえ俺は庭の水やりを止めて振り向く。

「どうしたんだ?そんなに慌てたらころぶょ。」

――ドサッ

「ほら・・^^;。大丈夫かい」

差し伸べた手にの小さな手が触れる。

「ありがとう・・・。」
「今日はどうしたんだ?何時もより来るのが早いね?」
「あのね…精市はどこにも行かないよね?」

俺はドキッとっした。
まだ、には赤紙のことは話してなかったし、どうやって話そうか迷っていた。

「どうして急にそんな事言うんだぃ?」
「さっき、近所のおばさんが話してるの・・・聞いちゃった。」

それだけ言って、もう泣きそうだったを俺はそっと抱き寄せた。

「泣いていいょ――俺のせいだね…すまない。今はずっとそばにいるから」

俺は・・・・何もできない。今までもこれからも。

「精一・・・も・・・一緒に泣こう。・・・泣いていいんだょ?」

そんな俺にそっとは、俺の旨にうずめた顔を上げて言った。
泣きそうな顔していたんだろうか・・・・いや…泣きたかったんだ。
俺も、限界だった。




それから少しして俺はと婚礼の儀式をした。
この時代、戦争に行く前に結婚をするのは良くあった。
せめてもの餞なのだろうか。そしてその夜二人は一夜をともに過ごした。

「精一?一つだけお願い。」
「ずっと、ずっとそばにいて。体はいなくても、心はそばにいてほしい。」
「俺も同じ気もちだょ。ずっと・・・ずっと一緒に。」

何をするわけでもなく、ただ二人寄り添って・・・お互いのぬくもりを確かめ合った。
いつ、冷たくなるかわからない温もりを―――――。






―――――出兵の日。

万歳の声が鳴り響き、軍歌や国歌があちらこちらで流れていた。

「精市っ!!!!!!」
名前を呼ばれ振り返ると、息を切らして名前を読んだ君が
寒い空気に触れた体で俺に抱きついた。

・・・。」
「嫌だょっ・・・・。わかってても、覚悟はしてても・・・いやだょぉ・・・。」
「泣かないで、のかわいい顔が台無しになるだろ?」
「でもっ・・・・」
「最後くらい・・・俺に笑顔見せてくれないか?」
「最後とか・・・言わないで・・・。」

そのまま口付けを交わす。
汽車の出発が近づく・・・離したくない唇を話最後の言葉を・・・・・

「俺のことは――――――――。」

「えっ・・・・・・」

聞こえただろうか、俺の精一杯の気持ち。
好きな子を未亡人のまま幸せにできないなんて死んでもしに切れないんだょ。




「俺のことは



    ワスレテホシイ―――――。」























――――――――――2年後

俺が配属された場所は運良く危険が伴わない場所だった。
だから・・・おれは無事、帰ってくる事ができた。
少し壊れてしまった事以外何も変わらない町並みに俺は嬉しくて自然と笑みがこぼれた。

真っ先に向かった先は―――――

!!ただいま」

がいると思って入った家には誰もいなかった。
ただ・・・・・・・一通の手紙がそこにあった。



精市へ

ごめんなさい。貴方を忘れたりはできませんでした。
貴方を心から愛していたから。
私は貴方のことずっと思っています。
いつだって、信じています。永遠に。
ありがとう――――――――。






がもう、この世に射ないと聞かされたのは、家族と再会してからだった。





vvvvvvvvvvあとがきvvvvvvvvvvv

ここ前読んでくださってありがとう。
シリアスでごめんね。