先生と恋しちゃいけない校則はあっても
オサムちゃんに恋するなってのはないよね?
++++『××な関係』++++
放課後、みんなが部活や家に向かって帰る頃
は一人教室で本を開ける。
「じゃあね^^」
「ぅん。また明日^−^」
友達とも別れの挨拶をして窓際の席に着く。
窓辺から見えるのは広いグランドとテニスコート。
「早く終わらないかなぁ〜」
そう呟くと、誰もいなくなった教室で
また本を読み始める。
二時間以上経った。
「あっ…眠ってた。」
本を読みながら寝てしまっていたは
外を見る。
「テニス部…部活終ってる?!!」
部活が終ってることに気付いたは急いで外に飛び出した。
しかしが向かったのは正門じゃなく…裏門。
「はぁ〜〜〜よかった。まだ来てない。」
そう言うと誰かと待ち合わせをしているのだろうかそこにもたれかかる。
数分後、一台の車がの前に止まる。
「堪忍、まったか?」
「ぅぅん…うちも今来たとこ」
「ほか…まぁ乗りや。」
そう言われてはその車に乗り込む。
運転席に座っている男は
―――渡辺オサム。
が通う四天王寺中の教師であり、テニス部の顧問。
「はぁ〜毎回ドキドキさせられるゎぁ〜」
「どうして?」
「考えてみぃ?先生が生徒車につんで…デートすんねんで…見つかってみぃ…」
「そうだよね…^^;職員会議じゃすまないね。」
「やろ?……まぁ…せやけど…」
そこまで言っての唇に温かいものが触れる
「んっ…?」
「惚れたもんはしょうがないな^^」
なんてにキスをして笑うオサム。
「先生…///////」
恥ずかしそうに名前を呼び微笑むが可愛くて
オサムはまたキスをスル
今度は深い口付けを…………。
「お前が後一年して16になったら嫁になってもらうさかい」
「ぇっ…」
「せやから…学校生活、精一杯過ごせゃ^−^」
「ぅん。」
そしてオサムはの頭をいたずらに撫でるのであった。