こんなちっぽけなものでも


    あなたがいた…生きている証だから


          ずっと待ってるから。







****『証』****






「デビット、ジャスデロ…行っちゃうの?」


「あぁ、久しぶりに派手にやれるw」


「ヒヒッw楽しみ楽しみw」




嬉しそうにしている双子を前には少し不安げに二人を見上げる。



「ねぇ?いつ帰ってくる?」


心配そうに尋ねたにデビットは




「すぐだ!すぐ帰ってくる。心配すんな」



そう言った。








は千年公のお気に入りだから


任務にはなかなか出してもらえない。


でも、デビットはそれでよかった。



「俺が帰ってきたとき、お前が笑顔で迎えてくんなきゃ意味ねぇから」



そう言ってニッと笑っての頭をクシャっとなでた。





「分かった。無事で帰ってくる様に祈ってるねw!」



「祈るって神様に?俺ら…AKUMA作ってんのになぁ〜w」



「あっそっか…^^;」


なんて、可愛く笑うにデビットはそっとキスをした。




「ふっ…んっ…」





しばしの別れのキス。








そっと見ていたジャスデロは少しポカンとした後



「デロもしたぃ!!」


なんて言う。


「だぁ〜〜め!これは恋人だけがするの。な?w」



「…ぅん////」



そう返事をして恥ずかしそうに俯くだったが


いやな予感がしてデビットの裾を引っ張る。




「んぁ?どうした?」




「もう一回…キスして?」






寂しそうに…どこか不安げにそう言ったを見て

デビットは目線を同じ高さまで持っていった。








そして深い口付けをする















「……んっ…ふぁ」












それから唇は一度はなれの首筋にたどり着いた。





「ふぁぁっ…デビットくすぐったいっ…」






くすぐったい感触に体をばたばたさせたのもつかの間




「ほら、できた。」



「え?」


そっと優しく噛まれた後をなどればそこには


あかく、きれいな花が咲いていた。




「デビット…これ。」




「そっ!キスマークwwコレ消えるまでには帰ってくるからw」


「ぅん!!待ってるねw」


そう言って笑うデビットに安心したは優しい笑みと返事を返した。






「ヒヒっwデロもwww」






「こぉらぁぁ!だから…っておぃ!!」



「きゃっ!!ぁっ!!デロ…くすぐったい」